出資内定！　２００１年７月２６日（木）
　母：タイキフレグランス、父：フォーティーナイナーの間に産まれた牝馬。届いたパンフレットの中で最初に目に留まった馬であった。非常に馬体のバランスが良く、胸前、トモの筋肉の発達も申し分ないと思った。毛色も綺麗な栗毛で、顔つきも非常に気に入った。初めての牝馬への出資となるが、以前は牝馬は競争生命が短く面白みに欠けると思い、出資には戸惑いがあった。しかし、近年は引退、繁殖の年齢にも決まりがなくなったとの情報に気が変わってきた。また、繁殖に入れば産駒の活躍も楽しめる良さもある。出資の時から引退の話しをするのはおかしい気もするが、丈夫そうな馬体と、バランスの良い馬体から活躍の期待が膨らむ。まだ１歳であるから先は長いと思うが、どうか無事にデビューまで成長して欲しいものである。そして大樹ＲＣの牝馬代表の座を目指して欲しい。
アロマ、デビューは何時頃？　２００３年１月１８日（土）
　アロマの日記を書くのは久々である。初めての牝馬への出資を決めてから今日まで、愛馬の成長を楽しみに待っている。そんなアロマは現在、福島の天栄ＨＰにて入厩に向けた最終調整に入っている。先日、風邪気味とのことだったが、現在は良化しているようだ。人間界でも今年はインフルエンザが猛威を振っている。馬名も既に「アロマ」に決定し、入厩も来月中と予想している。順調ならば３月中旬以降のデビューが待たれるところである。近況写真を見る限り、なかなかの好馬体に写るが、果たして気性は如何なものか？素直で走る気持ちさえあれば勝ちあがりも夢ではないように思える。馬体はバランスの良さが目に写る。胸前も後ろの筋肉のつき方も良く、パワーがあるように思える。この父を親に持つ馬の体はこのようなタイプが多いのかも知れない。走り方を見たわけではないが、ダートの中距離での活躍が期待できるのではないか？とも思う。今はまだ軽めの調教ではあるが、このまま無事にデビューにまでこぎつけて欲しいと思う。初めての娘への出資であるが、数戦して即繁殖へ！何て事の無いように祈るＫＡＺＵである。
突然の入厩に驚き！　２００３年３月２３日（日）
　お彼岸も今日で終り、いよいよ春本番を迎える。そして競馬界もクラシックに向けて更に盛りあがるだろう。そんな中、我が愛馬も２頭入厩を果たした。スティングは厩舎馬房の都合がつき、手元での管理をするとの理由だった。中山開催での復帰では急仕上げになるので東京開催での復帰を予定している。そして春の最大目標は東京ハイジャンプ（ＪＧ２）のようである。昨年１２月に軽度の骨折で放牧されていたが、やはり軽度は本当であった。現在は普通にキャンターが出来るまで回復しているし、今後は十分に調整する時間もあるので万全の態勢で復帰戦を迎えられそうである。次にアロマ。こちらは初入厩である。先日、天栄から美浦近郊に移動し、本格的な調教後に入厩かと思っていただけに驚きである。こちらも手元で管理をするためと言っているが、こちらはゆっくりの調整になるであろう。何故なら、喉の調子が良くなく、まともな調教を行っていなかったためである。状態に合せた調教を積んでいくとのことで、デビューはまだまだ先になりそうである。５月下旬から６月初旬のデビューを予想している。馬体を見る限りかなり走りそうな馬だけに慎重な管理をして欲しい。２００３年になりやっと稼動馬ができた。また愛馬が出走する楽しみを味わいたいと思うＫＡＺＵである。
アロマはやっと初時計！　２００３年９月４日（木）
　もう９月、アロマ達３歳馬にとっては未勝利戦もあと１開催となった時期、アロマはやっと函館競馬に入厩に初時計を出した。募集の時期にこんなことになるとは思ってもいなかった。春先に初入厩するも、脚元に不安があり再び放牧へ。その後は大した調教も行っていなかったが脚元の良化は見られずに一進一退が続いた。これでは未勝利戦には間に合わないかも？と思いながらも、頑張って欲しいと思う気持ちもあった。初時計自体は満足いく結果ではないが、やっとここまできたのかと思う気持ちの方が強い。一頭でやるよりも、多くの馬の環境の方が良いかも？とのことで近く札幌で騎手に調教をつけてもらうと聞いている。今後、ゲート試験を経てデビューとなるのだが、ここまできたら開き直ってデビューして欲しいと思う。そして頑張る姿を見たいと思う。
今後は産駒の活躍に期待！　２００３年９月１１日（木）
　タイキアロマ。先週、生涯で初の時計を出し、デビューもそこまできていた。しかし、志し半ばで夢舞台へ立たぬままの引退となってしまった。今までで始めての未出走。一口馬主になった時、まさかこんなことになるとは夢にも思わなかった。発達した好馬体に引かれ出資を決定したのが遠い昔の感じがする。しかし、今までは運が良かっただけに過ぎないのかもしれない。年間に産まれるサラブレッドは１万頭とも言われる。その中で順調に成長し、デビューにこぎつけられる馬は約半分とも言われる。と言うことはデビュー率は５０％と言うことである。単純に言えば、２頭に出資したら１頭は未出走で終ってしまうのである。アロマは初の牝馬への出資。夢は無事にデビューし、ある程度活躍し、その後は産駒の活躍を追いかけることだった。デビューは叶わなかったが、産駒に夢を託すことは出来る訳であるから、是非、丈夫な子供を産んでほしいと思う。有難うアロマ。