出資確定！　２００１年１月２２日（月）
　母：ファッショナブリーレイト、父：ルビアノの間に産まれた馬。大樹ＲＣの2000〜2001Ｐａｒｔ.2の募集馬の中で私はこの馬に目がとまった。胸前とともの筋肉の付きが素晴らしく、目が綺麗だったからだ。また、募集金額も外国産馬にしては手頃で今回の出資が決まった。馬主歴がまだ浅い私にとっては、ヴェルファー、スティングに継ぐ３頭目の出資で、本馬にも活躍を期待している。パンフレットの馬体は2000年10月のものであるが、既にこの時点で競走馬としての風格さえ伺える。ということは早熟であることは予想できるのだが、つい出資してしまった。このまま順調にいけば２歳戦線から十分に戦えそうな雰囲気を感じる。ジョンマルドゥーン氏も同様のコメントをしている。しかし、外国産馬は来日してから３ヶ月もの着地検疫があり、秋の来日では間に合わない。例年大樹の外国産は秋頃の来日が多く、それだけが心配の種である。いずれにせよ、無事にデビューを果たし、ターフを疾走する姿を１日でも早く見たい。そしてこの馬にも夢を与えて欲しいものである。「今回は名前のアイデアを出してみるか！」と意気込むＫＡＺＵである。
来日予定発表に安堵　２００１年５月２日（水）
　ヨーロッパで問題となっている口蹄疫のため、来日が懸念されていたファッショナブリーレイト’９９であったが、先日のテレサで５月７日に来日が予定されているとのことで正直ホッとした。馬自体は口蹄疫には感染しないと聞いているが、キャリアの可能性があるため移動は出来ないとのことだった。また何時許可が出るかが不明であったため不安であった。馬体に惚れて出資した愛馬が来日すらできないことは非常に寂しいことであり、また歯がゆくも感じる。しかし、来日が決まったことにより階段を1段登ることとなった。来日後３ヶ月は着地検疫で、その後に本格的な調教が始まる。２歳戦から参戦できそうな本馬は早ければ１０〜１１月頃にはデビューが可能であろう。そして過去２頭が成し遂げたデビュー戦勝利を目指してファッショナブリーレイト’９９にも是非頑張って欲しいものである。まずは来日予定に安堵したＫＡＺＵである。
ファンタストへ移動！　２００１年８月２７日（月）
　５月に来日し、大樹Ｆで３ヶ月の着地検疫を受けていたＦ．レイトの検疫が明けファンタストへ移動した。いよいよ本格的な調教が始まる。毎週のメルサを見ると、現在の調教は順調であるとともに、ＫＡＺＵ的に見ると、今後のペースアップにも耐えうる馬体であると思う。募集時の筋肉の発達を見ればそれはわかる。あとは気性がどうであるかが今心配なことである。スティングも当初は真面目な性格で、調教意欲が感じられるとのことだった。ところが歳を増すにつれて競馬を嫌がる仕草が増し、現在もテンションを抑えるのに苦労させられているからである。Ｆ．レイトは大丈夫！と自分に言い聞かせるＫＡＺＵである。Ｆ．レイトよ！師の言うことを素直に聞き、数ヶ月後には我々の前にその勇姿を見せてくれ！
無事これ名馬　２００１年１２月３日（月）
　Ｆ．レイトの入厩が決まった。５月に来日して早７ヶ月、これまで何事も無く順調過ぎる調整を送ってきた。募集時にデビューは早いとのコメントがあったほどの馬体、現在はさてどうなのか？１２月５日の入厩予定であるから、デビューは早くても２月の初旬以降となりそうである。言ってみれば真冬の真っ只中である。脚元への負担を考えればもう少し先のデビューが好ましい。入厩すると、調教は本格となる。果たして厳しい調教に耐えられるのかと不安は正直ある。また気性面は大丈夫？と次男のことがあるためそう思ってしまう。愛馬に関して期待している反面、心配ごとのほうが多いのは仕方ない。愛馬の活躍に目を細め、一喜一憂するのが一口馬主の醍醐味である。Ｆ．レイトにも同様に思う。大活躍すれば言うことはないが、本当に思うことは、「無事これ名馬」。長い間ターフで走っていて欲しいと言うのが正直な気持ちである。「Ｆ．レイトよ！師の言うことを良く聞き、我々の前にその勇姿を見せてくれ！！」いよいよ始まる競走馬生活に胸が高鳴る思いを抑えられないＫＡＺＵである。
ガウラ間もなくデビュー！　２００２年２月７日（木）
　自信３頭目の愛馬が間もなくデビューを迎え、今からわくわくしている。それはまるで、新車を注文し、来るのを待っているような感覚である。「ガウラ」は初めての外国産への出資である。衝動買いとまでとは言わないが、当初、外国産の募集は見送るつもりでいた。しかし、パンフレットでその馬体にくぎづけとなり、ついハンコを押してしまったのだ。２歳にして既に競走馬のように成長した馬体には何か感じるものがあった。コメントでも早めのデビューが期待されていた。そんなガウラは、昨年の１２月に初めての入厩。正月開催デビューを期待していたが、それは叶わなかった。その後ソエが出たこともあり、デビューは延期された。ソエの状態も上向き、現在では順調に調教が進んでいる。第１回中山開催デビューが有力とのことで、あと約２週間後が最も早いデビューとなる。そして予定では芝のレースが有力とされており、これは予想外であった。「もしかしてこれは！」とつい親ばかになってしまう。３連勝でもして外国産馬で芝の大きいレースに出走。これ以上は恥ずかしくて言えないが、分かる人にはバレバレである。デビュー前であるからどの程度の器かは定かではない。調教では今日も一杯で追っていた。タイムもそこそこであると思う。しかし、調教はあくまでも練習。本番で走らない馬は山ほどいる。野球で言えば、現役のメジャーリーガーが、前評判とは全く違い、活躍できないのと同じである。また、本番前の馬は、キャンプ中の球団と同じで、全チームが優勝候補である。要は全ての馬に優勝の可能性があると言う事だ。ガウラにも同様に期待はしているものの、反面不安もある。「全く走らないのではないか？」とか。まあ、大きな怪我も無くここまでこぎつけられたことには嬉しさを感じる。陣営サイドのコメントでは順調としか言われていない。次男のスティングの時は、「器が違います。走りますよ！」とか期待せずにはいられないほどのコメントであった。そしてデビュー戦は強い勝ち方をしてくれた。果たしてガウラは？でも無事に回ってきてくれればと思う気持ちが一番強い。そして長い間活躍することを期待する。デビュー予定日の２月２４日、ターフを疾走し、先頭でゴール板を駈け抜けるガウラを夢見てデビューを待つこととする。「頑張れガウラ！頼むぞガウラ！」出資馬連続デビュー戦勝利に向って！！
三男「ガウラ」遂にデビュー！結果は５着！
　２００２年２月２４日、我が家の三男が遂にデビューした。募集時の馬体に惚れ込み出資したのが約１年前。そして順調に成長し、大きな怪我も無く無事に出走までこぎつけた。もう少し早めのデビューが予想されていただけにやっとという思いがした。
２００２年２月２２日（金）
　昨日、今日と、春を思わせるような暖かさの中で、今週ガウラがデビューを迎える。今週１週間が久しぶりに長く感じた。月曜日に予定通りの出走登録。しかも２十数頭の登録で、除外の確率も高かったせいであろう。木曜日のテレサまでそわそわして待っていた。そしてテレサで確定を知らされた。何か肩の荷がおりた感覚を覚えた。確定を望んでいたＫＡＺＵにとって何よりの知らせだった。未だデビューできることだけなのだが、何か不思議と嬉しかった。そして明日の夕方を楽しみにしている今日である。
２００２年２月２３日（土）
　朝からそわそわしている自分に気づく。「早く夕方にならないかな」言わずと知れた新聞購入のためである。愛馬の出走の楽しみの一つは新聞を見ることである。どのくらいの評価が愛馬にされているかを見るのは非常に楽しいことである。そして１８時、コンビニに急ぎ新聞を購入した。緊張の思いで新聞を開く。「どうか印がついていますように！」ガウラが出走する６Rの欄に目をやると、そこには予想以上の評価がされてた。陣営サイドの評価は強気ではないが、評論家の付けた印の重さには期待させる何かがあった。２紙購入し、１紙は◎、１紙は特注であった。仕上がり上々、素軽さもある。そして将来性に高い評価を受けている。これが一番嬉しく思う。明日はいずれにせよ上位人気は免れないように思う。人気に恥じないレースを望む。そしていつものように早起きしてしまいそうなＫＡＺＵであった。
２００２年２月２４日（日）
　デビュー日当日。やはり目覚ましより早めの起床。興奮を抑えられずに早めの出陣となり、中山競馬場に到着したのは１１：３０。「早いな！」と思いつつ記念馬券の購入へと走った。１１：５０、パドックの前列に陣取りスタンバイＯＫ。ガウラの出てくるのを首を長くして待った。初めて見るガウラはどのような馬なのか？落ち着きはあるのかな？と色々と想像していると、出走各馬がパドックに姿を現した。ガウラは３枠６番。そこに登場したガウラは思ったように均整のとれた馬体であった。しかし少し太めに感じた。また妙にちゃかついていた。「落ち着けよ！」しかし、終始それは収まらず、あげくのはてには、いな鳴きをする始末である。「子供だなあ〜」と思いながら電光板に目をやると、馬体重は482キロと表示され、腹回りは余裕を感じた。特にいれ込む馬も無く、ガウラが一番子供に見えたのは私だけではないだろう。その後騎乗命令がかかり馬はパドックを後にした。パドックを離れた時、ガウラの人気は2.9倍と１番人気に支持されていた。「これは馬だけの人気ではないな！騎手の人気が大きいな」と思いつつゴール前へと急いだ。本場馬入場したガウラは時々いな鳴きをしていた。「こんなので走るの？」と疑問が残った。１２時５０分、ファンファーレと共に各馬がゲート入り。ガウラも素直にゲートへと収まりスタート。ガウラは５分のスタートを切った。ダッシュ力は無く中段でのレースとなり、３コーナーでは離れた７番を追走。４コーナーから直線では内目から前を追った。しかし坂でよれ思ったようには伸びてこない。結局５〜６番手でゴール板を駈け抜けた。微妙な態勢で写真判定へと持ち込まれた。長い写真判定の結果、５着をかろうじて確保した形となった。一番人気には少し恥ずかしい結果となったが、無事にデビューできたこと、そして無事に回ってきたことは嬉しく思う。今後はレース慣れし、人気に応えるように頑張って欲しいと思う。調教師の言う通りもう少し長めの方が、力をフルに発揮できるようにも思えた。「ガウラ、お疲れ様。もう少し大人になれよ！！」
ガウラ！今後の成長に期待！！　２００２年２月２６日（火）
　ガウラも無事にデビューを果たした。それもただデビューしただけではない。２．７倍とは少し人気が高すぎたようにも思えるが、一番人気だったのである。しかしこれは柴田善騎手であったことも原因であろう。競馬の世界は非常に厳しく、毎年数千頭の馬達がデビューし、どの馬も勝利を目指して頑張っている。しかし、その中で勝ちあがれる馬はほんの一握り。そして勝利を収める馬達は母、父、兄弟の活躍度や知名度、調教状況などから高い評価を受けた馬で、その結果がオッズとなって現れるのである。と言うことは、ガウラは高い評価を受けたこととなる。確かに人気がある馬が走るという解釈は間違いかもしれないが、高い評価を受けたことは喜ばしいことである。陣営サイドは未だ子供との評価で、事実パドックでも、コースにでても’いななき’を発するなど、子供っぽさが前面に出ていた。また、未だ太めと思われた状況でレースに臨み、掲示板に載れるのだから、数走後には勝ちあがれるのではと思う。レース後の騎手のコメントにもあるように、体を使って走っていないようだ。これも経験と調教次第では変わってくると思うし、騎手も一流の柴田善騎手を鞍乗に配するところなどは、厩舎サイドの期待の度も伺える。今後、レース経験を積めば実力は出しきれそうだし、もう少し絞れればいいレースが出来ると思う。ガウラ、そのためにも厳しい調教にも耐え、気性面でももう少し大人になって欲しいものである。そして、馬主全員の様々な夢に応えてほしい。ガウラ、今後も楽しめそうな馬に出資したものである。
ガウラ復帰戦に感謝
２００２年８月１７日（土）
　２月のデビュー以来、約半年ぶりの出走となる。デビュー前にもソエ気味で少し無理なデビュー、その結果ソエの状態が悪化し放牧される。早めの復帰が言われていたものの状態も良化せずに明日の復帰となった。先ほど購入した専門紙によればまずまずの評価であった。ダートの１８００ｍと適性からは少しずれたレースのようにも思えるが、未勝利戦なのでこれは能力でカバーして欲しいものである。そして専門可の素質上位の評価は大変嬉しいものであり、今後それをフルに発揮して欲しい。１枠１番であるから、スムーズに発走して、もまれずにレースを運べればいい走りを見られるのではないかと思う。まだ調教でも動いていないようであるから、まずはレースに慣れ、次走以降に期待できるようなレース内容であればいいとも思う。いずれにせよ復帰できたことに感謝し、明日を迎えたい。
２００２年８月１８日（日）
　関東地方は昨夜から台風の影響もあるせいか断続的に雨が降り続いている。新潟地方は晴の予想で影響は無いようである。３Ｒなのでテレビでの中継も無く自宅での応援となった。そわそわしながら発走時刻を待ち、祈るような思いであった。結果を見ると６着。残念ではあるが復帰出来たことは嬉しく思う。馬体重もマイナス１０キロ、これが絞れたのか、輸送減りなのかは不明であるし、パドックなどの状況も不明であるが少しは大人になったのかな？と思う。レースは見ていないので不明であるが、どうやら出遅れたようである。４コーナーでも最後方。直線ではいい脚を使ってくれたようだし、次走は楽しみである。次男も出遅れ癖があり困らせたが、もしかしガウラもそうなのかな？と少し心配なＫＡＺＵであった。
どうしたガウラ！頑張れガウラ！！
２００２年８月３０日（金）
　明日３１日にガウラが出走する。夕方コンビニでいつものように専門紙を２紙購入してきた。前走があのような結果となったため、評価はあまり期待していなかったが。該当レースの欄に目をやると、思いの外印が付いている。そして’反撃十分’や’素質上位’の評価には嬉しさを感じる。また陣営サイドの、叩かれて変わり身が期待できるとの評価にも期待せずにはいられない。直接前走を見たわけではないが、出遅れ気味のスタートから離れた最後方を追走、直線でいい脚を使った結果の６着。ダ１８００と初めての経験もまずまずクリアできたことが収穫だった。そして今回も同条件で鞍乗も北村騎手。前走後の騎手の評価も良かったし、つい期待が増してしまう。明日は現地には行けないし、テレビでも観る事はできない。仕事をしながら祈るような気持ちで応援したいと思う。未勝利戦もあと僅かで終了する今、ここで勝てば言うことはないが、目処を立ててもらいたいと思うＫＡＺＵである。
２００２年８月３１日（日）
　今日も朝から真夏の日差しが照りつける中、そわそわしている自分に気づく。現地応援が出来ないのが原因ではないが、何か落ち着かない。発走時刻は１１：２０、どうか無事にゲートを出て、能力をフルに発揮してほしいと思っていた。１１：３０、レース後の結果を見て呆然とした。パドック、レースの状況は全く分からないが、レース通過順やタイムなどを見る限り前走より前を走り３コーナーくらいでは順位を徐々に上げるも、直線では失速したようだ。ペースが遅かったのか、前走よりもタイムが出ていないし、直線ではバテてしまったようである。テレビでのレース結果を見ると、直線で頭を上げ嫌がるそぶりをしているようにも見えた。まあ一瞬しか写らなかったから何とも言えないが。しかし終わったことは仕方ない。次走に向けて何らかの作戦を立てることが必要ではないかと思う。しかしまずガウラに頑張ってもらうことが大切なのだが。どの馬も勝ちあがるため懸命なのであるからガウラも懸命になって欲しい。
ガウラ、動きは上々！素質が開花？　２００２年９月２６日（木）
　休養明けの復帰戦と、２走目では今一つの結果となり、その後２週連続で除外を受けたガウラの出走が確定した。またもやダート１８００ｍである。しかし、この２週の除外のお陰か、ガウラの調教状態が良化したようだ。先週までは一杯で追われているものデビューのころの時計と比べ遥かに悪く、併せ馬に先着を許すばかりの調教だった。しかし、今週は違う馬の時計ではないか？と思わせるような時計をたたき出している。もしやこれは！ブリンカーを装着でもしているのか？それとも涼しくなって走る気がでたのか？とついにやけてしまう。これならもしかして………！しかし、調教はあくまでも調教と自分に言い聞かせながら明日の夕方を楽しみに待とうと思う。そして念願の○○を！やっと素質を開花させたかな？
やはり今回も素質は上位　２００２年９月２７日（金）
　秋の長雨が始まろうとしているような曇空の中、夕方コンビニへと急ぐ。専門紙の購入であることは言うまでもない。２週除外を食らったガウラは、そのお陰か今週の追い切りはまずまずの物だった。このせいかどうかは分からないが、今日は新聞を買いに行く足取りも軽やかだった。この調教なら重い印が付いているのではないかという期待があったためでもある。自宅に戻り急いで新聞を開き４Ｒの欄に目をやった。しかし、思ったような重い印は無く、正直なところがっかりした。陣営サイドの評価も、専門家の評価も上向きかげんとの評価ではあるものの、他の馬を押す評論家が殆どであった。しかし、素質上位の欄にはトップにガウラが指示されている。これが唯一の救いで、今までのレースでも素質は上位の評価を受けている。素質は開花してなんぼのものではあるが、素質の無い馬は開くものも開かない。ガウラにはこれを励みに頑張って欲しいものである。
ガウラ！適性はどうなの？　２００２年９月２８日（土）
　ガウラのレース当日、関東地方は秋の長雨が朝から降り続いている。新潟の天候を気にしながら自宅で愛馬の好走を祈っていた。今まで良馬場でしか走っていないガウラの馬場適性はいかがなものか？脚抜けの良い馬場は？と思いつつレースの時刻が迫る。祈るような気持ちで仕事をしながら心の中で声援を送っていた。１１時５０分、仕事が一段落したところでレース結果を見た。結果は７着と残念なものであった。前走は出遅れしたようだが、今回は出遅れはなかったようだ。レース展開を見ると、スタートが上手く出来た事で前目でのレースとなっている。しかし、３，４角ではペースに付いて行けないのだろうか後退し、１０番手で直線を迎えている。そして直線でも余り伸びていないようである。ガウラにとってダート適性はあるのか？１８００は長すぎないのか？と前から疑問には思っているが、終わったことは仕方ない。最近動きも徐々に上向いていることでもあるし、福島開催での好走を祈りたいものである。出来れば芝の１２００での結果をみたいものである。
ガウラ惨敗の原因は何？　２００２年１０月１２日（日）
　３連休初日、全国的に秋晴れの中、福島でガウラが出走。久々の芝でのレースも変わり身が見られずに惨敗を喫した。仕事のため今日も自宅での応援。パドックの状態もレース状況も不明だが、レース結果の展開を見る限り、スタートに失敗したの？かと思えるほど後ろ目でのレースになってしまっている。そしてそのまま上がることも無く、後方のまま直線を向きゴールした。前走後、調教師は、「レースを止めてしまう（気を抜く）」とのコメントだったのだが、今日も同様なのかもしれない。ブリンカーを外して望んだ今日であるが、何故？と思うところもある。前走の装着で逆効果であれば外しても良いが、果たして？まあ、終わったことは仕方ない。福島開催で出走があれば最善の手段を施して望んで欲しいと思う。距離？コース？ダート？芝？は関係無いように思う。一番重要なのはガウラが能力を発揮することなのだ。
久々、芝でのレースで変わり身に期待！　２００２年１０月１１日（土）
　今週京都では秋華賞が行われ、３歳馬のクラッシックも間もなくフィナーレを迎える。華々しい活躍馬を横目にし、ガウラはローカル開催の未勝利戦に出走する。今開催で未勝利戦も終了し、次開催より未勝利馬は厳しい現実を垣間見るようになる。今年２月にデビューを果たし、その後は予想以上に休養、復帰後も凡走続きだった。ここのところやっと動きもまともになったガウラであるが明日はデビュー以来の芝でのレースになる。近３走はダートで結果を出せなかったための芝変わり。関係者も素質は認めているものの、気性があてにならないと評価しているが、私も同様に思う。休養で気性は大人になったようにも思えるが、逆に馬がわがままになってしまったように思えるのだ。馬には現状が分からないのは当然だが、馬主にとっては焦りに焦る時期である。先週の段階で未勝利馬は東西で１２００頭余り。これらの精鋭が福島に集中するのだから除外が出るのもいたしかたない。この１戦で未勝利戦出走も終わりそうなガウラ。ここが正念場であることに違いない。芝での変わり身に期待しながら明日を待つこととする。「頑張れ！ガウラ！！応援には行けないがわがまま言わずに一所懸命に走るんだぞ！！」と我が子の激走を祈るＫＡＺＵである。
ガウラ、いよいよ最終週　２００２年１０月２１日（月）
　９９年産駒の未勝利馬にとって今週で遂に未勝利戦が終了する。この福島開催には物凄い数の未勝利馬達が登録しており、除外との戦いでもある。ガウラも例外ではなく、除外に苦しんでいる。しかし、それ以上に実力を発揮できないガウラなのである。２月に少し無理をしてのデビュー。数走後には勝ち上がれるのではないかと楽観的に思っていたが、その後は長期の戦線離脱。まさかここまで未勝利とは夢にも思わなかったのも正直なところである。デビュー戦時に子供っぽさを前面に出していたガウラは、未だにあまり成長していないようで、関係者を困らせているのである。能力的に見て、ひいきめなしで未勝利は脱出できると思うが、未勝利戦が無くなると５００万条件に出走することは非常に難しいことである。適距離に出走できない可能性は高くそのまま引退に追い込まれる馬は非常に多い。その中にガウラもと思うと、今週のレースに是非出走していただき、あわよくば勝ちあがって欲しいと思うのである。ダート戦に出走させるようであるが、多分５０頭以上の馬が登録するのではないかと思う。非常に倍率の高い中で、出走するだけでも高いハードルである。師のくじ運を信じて木曜日を待ちたい。多分今週は長く感じられるのだろうな。
ガウラ！ガウラ！ガウラー！　２００２年１２月２日（月）
　２００２年２月にデビューを果たしたガウラ。デビュー戦は１番人気に支持されたが、子供っぽさが前面にでていた。しかしながら能力で５着を確保。これなら勝ち上がれるかもと思うも、その後脚元のトラブルで長期戦線離脱を余儀なくされた。そして復帰後は思うような成績を残せずに未勝利のまま再び放牧へ。少しは感じていたが、再度復帰した後にはわれわれの前で能力をフルに発揮し活躍してくれるものと信じていた。しかし、今日のテレサで今後の進退について協議に入るとのコメント。「はー」やはりか。がっかりしたのは言うまでもない。このコメントは中央競馬を引退することを意味し、ほぼ１００％の確率でそうなる。ということはガウラを中央競馬で見ることができないことである。未だ正式ではないため実感はないが、時間が経つにつれ寂しさが増すだろう。デビュー戦しかライブ観戦できなかったことに悔いが残る。しかしガウラが今後、地方で走るのであれば地方を引退するまで追いかけたいと思う。我々に夢を与えてくれたことに違いはないのだから。そんなガウラに言いたい。「ガウラ！ガウラ！ガウラー！」有難う。
最後に　２００２年１２月９日（月）
　ちょっとやんちゃで子供っぽいガウラ。今日引退の通知が届き、正式に中央競馬の引退が決定した。先週、協議に入るとのコメントで９９％諦めてはいたものの、通知を見て寂しさが倍増した。初めて出資した外国産馬。パンフレットでその馬体を見た時に、即出資を決めた日がつい最近のように思い出される。デビューが今年の２月なのだから最近のことには違いない。まだ３歳のガウラ。もったいない気持ちもするが、競馬界は厳しいので仕方の無いところではある。これで競走馬人生が終わった訳ではなく、名古屋での再起を願うＫＡＺＵである。そして夢は地方で活躍し、中央競馬の交流戦でガウラを見ることである。
　ガウラのデビュー戦をライブで応援した時には、いい馬体ではあったものの、いな鳴きを発するなど子供っぽさが前面にでていてレースどころではなかった。しかし、１番人気に指示され５着を確保した。ひいきめ無しで数走後には勝ち上がり、活躍できるものと安易に考えていた。しかし、競走馬にありがちな脚元不安で戦線離脱を余儀なくされた。予想以上にそれは長引き、復帰は夏となった。しかし、復帰後も能力を発揮できぬまま未勝利戦は終了し、外国産馬にとっては厳しい条件の中での出走となる。除外に次ぐ除外でコンディションを維持することもままならない状況で成績も思いの外伸びてこない。そしてまた脚元に故障を発症し放牧へ。そして決断の時を迎えることとなった。
　そんなガウラも我々馬主にとってはかけがえの無い子供である。輝かしい成績は残せずに引退はするが、夢を与えてくれたことには違いない。記録には残らないが、記憶に残る名馬である。そんなガウラに言いたい。「有難うガウラ！お疲れ様ガウラ！」今後は焦らずに復帰戦を迎えて欲しい。

＜地方競馬へ移籍＞

ガウラ、初勝利おめでとう！　２００３年１月１６日（木）
　昨年の１２月に中央競馬を引退したガウラは名古屋競馬に転厩。引退の理由は、復帰しても上積みは見こめないとのことだった。そんなガウラは脚元の状態が悪かったのだが、もう復帰戦を迎えた。１０頭立の６番人気ではあったものの、見事に優勝を飾った。生涯初勝利はもう馬主資格は無いが非常に嬉しいものである。募集の時点で既に競走馬のような体つきに惚れこみ出資したのだが、ようやく実力を発揮したと言うことだろうか？確かに中央と地方のレベルの差は歴然だが、勝つことは容易なことではない。それも転厩初戦での優勝は価値のあるものだ。子供っぽかったガウラも少しは大人になったのかな？状況は全く分からないので何とも言えないが、今後の更なる活躍を期待しながら追いつづけたいと思う。そして夢は中央競馬の交流戦（あわよくば重賞）でその勇姿を見たいものである。「ガウラよ初勝利おめでとう。今後も頑張れよ！」と頑張るガウラに言いたいＫＡＺＵである。
ガウラ！何時までＣクラス？　２００３年３月１４日（金）
　昨日から春の陽気になった関東地方。桜の開花を目前にし、ガウラが地方３戦目を迎えた。前走から一ヶ月の間隔を取り、善戦は必死ではないかと思っていた。６Ｒ、８枠９番のガウラの状態やレース展開などは全く分からないが、単勝１．２倍と重すぎるのではないかと思うくらいの人気に応え２勝目を獲得した。これで３戦２勝２着１回と本来ならば輝かしい成績である。しかし地方のレベルの低さは言うまでもない。しかし、馬主資格は無いものの優勝すると嬉しいものである。今日も結果を見た時にはガッツポーズをとっていた。次走の予定は次開催になるであろうが、出走できた時には精一杯頑張って欲しいものである。名古屋競馬の規定が定かでないため分からないが、いったい何時までＣクラスを走ることが出来るのだろう？上のクラスの試験タイムに達せば上のクラスなのか？とガウラが何時までＣクラスなのだろうと疑問一杯のＫＡＺＵであった。
連勝は何処まで続く？　２００３年３月２８日（金）
　春の陽気が続き近所の桜もほころび始めた今日、ガウラは名古屋で４戦目を迎えた。きっと名古屋も同じような陽気ではなかったかと思う。地方転厩後、能力を発揮し、３戦２勝２着１回と好成績を残し、今日もメンバー的に見れば上位人気は必死ではなかろうかと思っていた。結果は２着馬に０．５秒差をつけ圧勝だった。オッズも１．３倍と圧倒的な人気の中で難なく勝つのであるからたいしたものである。未だＣクラスのガウラ、Ｃクラスの中にも連勝を続けている馬もいるが、ガウラもそんな馬達の仲間入りをしたようにも思える。そして今後、クラスを上げ活躍できる予感を伺わせる今日の勝利であった。「ガウラよ、有難う！連勝は何処まで続く？」と、愛馬の頑張りに目じりが下がりっぱなしのＫＡＺＵである。
価値ある４勝目！次走も楽しみ　２００３年４月２２日（火）
　春本番を迎えた今日、ガウラが出走した。前走まではＣクラスだったが、今回はクラスをあげてＢクラスでの出走となった。メンバー的に上位人気は必死であろうと思ったが、さてこのクラスでは通用するのかな？との不安もあった。名古屋競馬が提供しているレース結果を見ると、好スタートから２、３番手でレースを進め、３コーナーで外目から前を追出だすガウラ。そして４コーナーから直線を向き、外から先頭に並びかけると、ゴール直前で交わしゴール板を駈け抜けた。タイム的には平凡で首差の勝利だったが、上手いレース運びで４勝目をゲットした。今までの３勝とは違いこの１勝は価値あるものとなった。これで地方通算は５戦４勝２着１回と連対率１０割。中央で発揮できなかった能力を発揮している。懸命に頑張るガウラには頭が下がる思いである。今後、このクラス、もしくは上のクラスで走り、将来的には中央で走ることを夢見ながら今後の走りに注目し続けようと思う。「有難うガウラ！頑張れガウラ！！」
やるね！ガウラ！！　２００３年５月１５日（木）
　関東地方は梅雨の走りのような曇天。名古屋競馬場付近も同じような天候なのだろうか？そんな中、ガウラが出走した。地方へ転属後、コンスタントに出走し、好走を続けているガウラ。今日のメンバーの中でも上位人気は必死であった。レースは出走馬の中で１番良いスタートから、ハナを奪ったが、道中は無理せず控えて２番手を追走、４コーナー手前で外目に持ち出し、先頭を楽に交わしゴール板を駈け抜けた。着差以上の強い勝ち方であった。いくらレベルが低いとは言え、１番人気で連勝するのだから大した物だ。転厩後、これで４連勝で５勝目を獲得した。正直まさかここまで走れるとは思っていなかったので驚きである。今後クラスを上げるのか、あと数走現状のクラスで走るかは分からないが、ますます楽しみになってきた。「やるね！ガウラ！！」と元愛馬のガウラを誉めてやりたいＫＡＺＵである。
ガウラ、次走はＡクラス？　２００３年５月２７日（火）
　もうすぐ６月、梅雨の時期を迎える。ガウラは前走から１２日後の間隔で出走した。さすがに馬体重はマイナス６キロの４６８キロと絞れたガウラであった。スタートは５分で前半は３番手辺りを追走し、向こう正面ではペースが上がる。結果を知ってからのレース映像であったため安心して見ていたものの、ついて行けないのかと思う程だった。しかし残り６００メートルで騎手が気合をつけると、３，４コーナーでは脚色が他の馬とは違い、楽に先頭に迫るほどであった。そして直線で騎手がムチを入れると先頭を楽に交わし、持ったままでのゴールとなった。実況も楽勝というように、全くその通りのレース内容であった。これで５連勝で６勝目を獲得した。メンバーが手薄なのかもしれないが、上のクラスでも勝ち負けができるのではないかと思うような今日のレース内容である。タイムも出るようになってきている。次走何処を使うかは不明であるが、非常に楽しみなガウラである。個人的にはＡクラスで走って欲しいと思う。「有難うガウラ！頑張れガウラ！！」
凄いぞ！ガウラ！次走は果たして？　２００３年６月９日（月）
　中１週のペースで出走するガウラは、今日も１番人気で出走した。地方転厩後、人気を裏切らない好走を続け、前走まで５連勝で６勝を挙げている。７戦して６勝、２着１回と、出来すぎるほどの好成績だ。Ｃから、Ｂにクラスを上げても人気を集め、その人気に負けないレースをしている。
　今日も好スタートから道中は２番手外目を追走のままレースは進み、３コーナーを迎える。先頭の馬もスピードがあるのか、持ったままの状態であるが、ガウラは騎手の手が動いている。「これはやばいのかな？」と思いながらも、結果は分かっているので安心しながらレース結果を見ていた。そしてガウラは直線を向くと必死にムチを入れている先頭馬をあっさり交わし、追走してくる馬にも交わされずに２着に２．５馬身差をつけての快勝だった。タイムもレースを積むにつれて上がってきているガウラ。今日の勝ちタイムもなかなかの好時計で、中１週でもプラス体重で好調を示している。ガウラの能力は果たしてどうなのか？上のクラスでももしかしてやってくれるのではないか？と親馬鹿の目で見てしまう。これで６連勝！このクラスで連勝を伸ばすのもいいが、次走はＡクラスでも！と思うＫＡＺＵである。
もしかして夢が現実に？　２００３年６月１６日（月）
　前走から連闘の形でガウラが出走した。今回もＢクラスでの出走である。今までは成績が今一つの馬との戦いで人気も抜けた形であり、人気通りのレースをしていた。６連勝で７勝を挙げ、どこまで続くかも楽しみの一つであった。
　レース映像を見ると、不良馬場の中、好スタートから出ムチを入れ先行争いをし、２番手で１コーナーを回っていく。そして向こう正面では馬なりのまま先頭に立ち、３，４コーナーではムチを入れて上がってくる２着馬に外から迫られるも、ガウラは余裕すら感じさせる追い出しで交わさせなかった。そして直線でも数発入れられるムチに反応し危なげなく１着でゴール板を駆け抜けた。これで７連勝で８勝目を獲得し、このクラスでも上位に位置することを証明すると共に、上のクラスでもそこそこ走れるのではないかと思う今日の勝利である。今までは地方競馬のレベルの低さからガウラへの評価は今一つであったが、今日の勝ちタイムを見ても前年の不良馬場より０．８秒更新しているし、７連勝はそう簡単にできるものではない。１番人気に応え続けるガウラの今後に期待せずにはいられない。「ガウラ！有難う！！もしかして夢が現実の物に？」と愛馬の頑張りに目を細めるＫＡＺＵである。
ガウラ頑張った！　２００３年６月３０日（月）
　梅雨の晴れ間の今日、ガウラが”アマリリス特別　Ｂ１”に出走した。地方へ転厩後、９戦８勝と誰もが予想していなかった活躍。そして７連勝でＢ１への出走が叶った。今までとは違い、メンバーも好成績を残している馬ばかりで厳しい競馬は予想できた。しかし人気は３．５倍で２番人気と予想以上に高かった。
　レースは、好スタートから先行争いに加わりレースを進める。厳しい流れになったのか、２週目の向こう正面では少し遅れて３番手辺りの追走になる。しかし残り４００ｍ付近から追い出すと、４コナーでは外から先頭を捕らえる程だった。そして外から来る１番人気と併せながら直線を向く。内側にいた先頭集団をあっさり交わすと２頭でのマッチレースとなる。しかし、外の馬は他の馬とは脚色が全く違いガウラもあっさり置いていかれた。ガウラは１着馬に４馬身差の２着でゴール板を駈け抜けた。タイムも今までで最速ながらも、今日は相手が悪かった。たらればは無いが、序盤のムキになったのが最後の脚の差になったような気がする。でも１着にはなれなかったかな？しかし今日の結果は決して悲観する物ではなく、ガウラの頑張りが目だったレースだった。何故なら、このクラスでも十分通用するとともに、タイム的に見ても上のクラスでも勝ち負けできる手応えを感じたためである。次走はまた次開催の特別競争、もしくはＡクラスへの挑戦だと思うが、是非次走こそは頑張って欲しいと思う。「有難うガウラ」それにしても特別勝ちは難しいな。
移籍の理由は何？　２００３年７月１０日（木）
　６月３０日にアマリリス特別で２着と好走し、これからと思った矢先、兵庫県競馬への移籍が決まった。名古屋競馬で８勝を飾り、第２の人生を華々しくスタートしたガウラ。地方競馬のシステムが今一つ分からないので何とも言えないが、この時期のこのタイミングでの移籍はどのような意味があるのだろうか？最初から決まっていた物なのか？それともそれなりの成績を残したからなのか？はっきりした理由を知りたい物である。楽観的に考えれば、園田の方がレベルが高く、その方が良いとの判断での移籍である。そうだったらいいのだが、面白みに欠けてしまう。何故なら、名古屋競馬は公式ＨＰ内で出走予定や、レース映像を見ることが出来楽しめていたからである。兵庫競馬は今のところこれらが存在しない。しかし、ガウラが元気に出走し、活躍をしてくれることを信じて情報をこまめにチェックしようと思う。そして将来的には交流戦で中央競馬のレースに出走して欲しいと思う。「ガウラよ、また遠くなってしまうが移籍先でも頑張れよ！」と元愛馬へエールを送るＫＡＺＵである。
おめでとうガウラ！次走も頑張れ！　２００３年７月２９日（火）
　前走の好走後、理由が不明のまま名古屋から園田へ移籍したガウラが、今日、園田デビューを果たした。地方どうしの移籍は頻繁に行われるようなので仕方無いのかもしれないが、名古屋競馬のＨＰは充実しており、ましてやレース映像を提供してくれるだけに残念ではあった。園田競馬の方が賞金は高いようだが、ガウラのことを応援しようとする側から言えば面白みに欠けてしまうのも事実である。しかし、どこでも走ることが出来ることを良しとしなければならないだろう。今日は状態やレースの状況も不明だが、タイムや着差を見る限り圧勝だったようだ。これで地方通算９勝目を挙げ、なおかつ連対率も１０割とこれは快挙である。今回はメンバー的に恵まれたとは言え、これだけ勝つことは偶然ではないだろう。馬に絶対はないだけに今後のレースがますます楽しみになる。行く末は中央競馬で走ることを見ることが夢なのであるが、このまま順調に勝ちつづけられればそれも夢ではない。未だ４歳のガウラ、今後の更なる成長を期待しつつ応援しようと思う。「おめでとうガウラ！次走も頑張れ！」と元愛馬の頑張りに目を細めるＫＡＺＵである。
やっちゃったねガウラ！次走は頑張れ！　２００３年８月１３日（水）
　関東地方はまるで梅雨のような天候でお盆休暇がスタートした。帰省ラッシュもピークを迎え、今日は各高速道路の下り線が渋滞していた。ガウラは園田競馬に転属し、初戦を難なくクリアし、名古屋での成績がフロッグではないことを証明した。そして前走から約２週間後の今日、園田での２戦目を迎えた。前走はＢ２クラスで今回はＡ３クラスと格を上げた挑戦だった。このまま勝ち続ければ中央でのレースに出走も夢ではない。ましてや先日は園田で好結果を残しているプライマリーが小倉のオープン競争に出走していたからだ。しかし、ガウラのレース結果を見ると３着だった。そしてレース展開を見るとどうやら恐れていた出遅れがあったようだ。２コーナーまでは最後方を追走、３コーナーでも後方、４コーナーで７番手追走で直線を迎えるが、出遅れがたたり先頭を捕らえきれずにゴール板を駈け抜けた。地方で初めて連対を外したガウラ。クラスが上がり出遅れて勝てるようなら中央で十分通用したことだろう。次走はこの辺りを克服して先頭でゴール板を駈け抜けて欲しいと思う。ある意味、こんな重要なレースでやってしまうのもガウラだと思いながら、次走は頑張って欲しいと思うＫＡＺＵである。
格下げも今日は完敗！　２００３年９月４日（木）
　開催も姫路競馬場に移り、ガウラが始めて姫路競馬に出走した。前走はＡ３クラスで今回はＢ１クラスと格を下げての挑戦だった。Ａ３クラスの前走は１番人気に支持されるも出遅れがたたり、３着と敗れた。しかし、能力と実力的にも今回も勝ち負けではないかと思っていた。結果から言うと２着。出遅れは無かったようで中団でのレース展開である。４コーナーでも中団、直線は前の馬を交わしながらゴールを迎える。しかし、後ろにいた１頭に交わされた形でゴール板を駈け抜けた。前残りなら仕方は無いが、後ろにいた馬に交わされてしまったのがショックだった。原因は何なんだろう？馬体重はデビュー以来最軽量だった。これが響いたのか？西日本は残暑が厳しいようで馬にはこたえる気候である。しかし条件は他の馬も同様だ。次走までに減った馬体を戻して万全の態勢で望んで欲しいと思う。今日も１番日記に指示されたようなので、これに応えるレースをして欲しい。「しかしガウラ！走るね〜！！」と頑張る愛馬に頭が下がる思いのＫＡＺＵであった。
１０勝目は横綱相撲で！　２００３年９月３０日（火）
　明日から１０月。心地よい季節となった今日、１ヶ月ぶりにガウラが地方１４戦目を迎えた。前走は力負けの２着、前々走は出遅れの２着と惜しい競馬が続いている。前走は姫路への遠征のためか？調子落ちか？馬体重の減りが気になった。それでもＢクラスでは勝てるのではないか？と安易に考えていたりもした。今回はまたクラスをＡ３に上げ、必勝態勢で望んだレースではなかと思う。結果から言えば優勝！馬体重も４７７キロと元に戻っていたようだ。やはり前走は馬体重の減りが原因だったと考えられる。レース展開に目をやると、５分のスタートから終始４〜５番手辺りを追走し、２周目の４コーナーでは先頭で直線を迎え、直線も交わされること無くゴール板を駈け抜けた。今日のレースは力でねじ伏せる、いわゆる横綱相撲だったようである。これで地方通算１０勝目をゲットし、また上のクラスでも旋風を吹かせられる存在になったと思われる。１４戦目で１０勝、２着２回、３着１回と予想もしないほどの活躍に嬉しさは隠せない。未だＡ３クラスであるからＡ２、Ａ１と上には上がいる。元ＴＥＡＭ　ＴＡＩＫＩのプライマリーはＡ１クラスの常連で活躍し、先日は中央のオープン競走にも出走している。ガウラにもプライマリーのような活躍を期待する。その時にはまたガウラに会いに行こうと思う。「頑張れ！ガウラ！有難うガウラ！！」ダートの鬼になりつつある元愛馬を誇りに思うＫＡＺＵである。
ガウラの視界は良好？　２００３年１０月１５日（水）
　１０月も中旬、昨日からの雨も止み、バックのような青空も戻った関東地方。気候的に秋も本番を迎えた今日、ガウラが１５戦目のＡ２３歳以上特別に出走した。前走、Ａ３クラスで優勝し、今日のレースは今後を占う上で重要なレースであると思っていた。何故なら、このクラスでちゅうちょしていれば先が見えてしまうからである。中央のレースに出走するためにはＡ１クラスまでは負けてはいられないのも事実である。出遅れや馬の状態にもよるが、これらが万全であれば優勝の２文字が今のガウラにとって必要なのである。まあ、今こんなことが書けるのも贅沢なものである。昨年の１２月までは中央に所属し、実力を発揮できぬまま登録抹消。今年の１月に名古屋で再起戦を迎えた。それからは面白いように優勝を重ね、１０勝目を前走で挙げた。ガウラがまさかここまでやってくれるとは思っていなかったが、この成績ではつい欲目を出してしまう。本当に頑張ってくれているガウラに感謝したい。
　前置きはここまでにし、今日のレースに戻ることとする。パドックの状態やレース状況は全く分からないが、レース展開を見る限り終始馬郡を引っ張るレースのようだった。スタートが良かったのか、先頭でレースを進め、ゴール板をそのまま駈け抜けた。タイム的にはどうなのか？不良馬場ならもう少し出ても不思議はないが、勝ったのだから良しとしよう。これで１５戦目で１１勝。出来すぎの様にも思えるが、今後がますます楽しみになった今日の勝利である。次走はＡ１クラスかな？ガウラの視界は良好？と、つい力んでしまうＫＡＺＵである。
今後の成長に期待！！　２００３年１０月２８日（火）
　秋も深まりつつある今日、朝からの雨もお昼過ぎには止んだ関東地方。前走Ａ２クラスを完封勝利で飾ったガウラが出走した。今回は特別戦で、未だ愛馬の特別勝利を味わったことのない私にとって念願が叶うかの１戦だった。また、このクラスで安定して走れ、上のクラスへの挑戦権を掛ける重要なレースでもあった。今まで１５戦して１１勝、２着３回と連対率は何と９割以上！愛馬の頑張りに頭の下がるＫＡＺＵではあるが、ここまでくるとつい欲目を出すのも仕方の無いところである。何故なら、中央から地方へ転属し地方で優勝を重ね、また中央へ戻った馬もいる中で、ガウラにもそうなって欲しいと思うからである。それは叶わなくても、せめて交流戦などへの出走ができればとも思う。ガウラの実力がどれほどの物なのかは未知数ではあるものの、未だ４歳のガウラには将来性があるかもしれない。
　今日のレース、戦前の予想では上位人気は必死であると思っていた。相手は１〜２頭、無事に出られれば好走は出きると信じていた。結果を見ると、スタートは５分？で序盤は４〜５番手辺りを追走し、道中も同様なレース展開。そして最後の直線では前を追うも３番手でゴール板を駈け抜けた。タイム的にはあまり進展が無いが、３着を死守した形となった。戦前の予想通り、前の２頭はタイム的にも、実力的にもガウラを上回るものがあり、その通りの結果となっている。しかし、ガウラも着差こそあるものの頑張ってはいる。現状のガウラにはこれが目一杯なのかもしれない。強い相手とレース経験を積み、今後、このクラスを卒業する為の成長を期待する。
復帰戦に安堵と喜び　２００４年２月１９日（木）
　昨年の１０月以来、ガウラが昨日復帰した。地方競馬の場合、馬の近況が分からないため、休養した理由が分からなく不安があった。地方転属後、毎月の様にレースに使われ、１月から１０月末までに１６戦戦った。３ヶ月の休養で復帰できたと言う事は、単なる休養だったようだ。１６戦の結果は４着以降が無かったガウラ。本当に頑張ってくれている元愛馬に感謝である。さて昨日のレースは休養後であったもの馬体重は７キロ減っていた。急仕上げなのかは分からないが、それでも２着を確保するのだからこのクラスでの実力は上位だと言えよう。レースは好スタートから終始馬群を引っ張ったガウラ。直線では１着馬に頭差交わされた結果となったが、まあ復帰戦なので仕方の無いところである。次走はきっと変ってくれることだろう。そんなガウラだが、今年１年クラスが上がっても好勝負を願うＫＡＺＵである。
これがＡ１クラスの壁か？それとも？　２００４年３月１７日（水）
　すっかり春本番の関東地方。気温も２０度を越え、桜の開花もそろそろの今日この頃、ガウラが姫路競馬で出走した。今回はＡ１クラスのレースとあって今までと勝手が違うのか？もしくは出遅れたのかは不明であるが７着と惨敗であった。地方転厩後４着以下がなかったガウラ。出遅れがなかったとしたら、やはりこれがＡ１クラスの壁なのかもしれない。自分のペースで走れていた今までと条件が違い、周りのペースについて行けなくこのような結果になったのだろう。完走しているので故障はしていないと思うのだがこれも不明である。私自身、出遅れであったと思い込みたいところである。この結果は素直に受け止め、今日のレースを今後に繋げて欲しいと思うと共に、「老け込むのはまだ早いぞ！」とガウラに言いたいＫＡＺＵである。
ガウラ、前走の敗因は何？　２００４年４月１５日（木）
　ようやく安定した春の日よりが続く中、１ヶ月ぶりにガウラが出走した。前走は正直ブルーな結果に終ったガウラだった。地方転厩後初の７着と惨敗だった。レースを見ていた訳ではないので内容は何とも言えないが、Ａ１クラスの壁なのか？それとも出遅れか？今日は好スタートだったようで終始先頭でレースを進め、直線でも交わされること無くゴール板を駈け抜けた。優勝は半年ぶりで喜びもひとしおであった。Ａ２クラスなら今のガウラなら好勝負は必死であろう。今日も１番人気に支持されそれに応えるレースをしてくれた。次走はまたＡ１クラスに挑戦するのだろうが、その時には恥ずかしくないレースをして欲しいと思う。これで１２勝目。更なる活躍を期待している。有難うガウラ！
結果は残念！次走に期待！！　２００４年４月２８日（水）
　明日からゴールデンウィーク。前走Ａ２クラスで圧勝を見せてくれたガウラが出走した。今回は予定通りクラスを上げＡ１クラスの特別戦だ。そして地方へ転属後区切りの２０戦目。このクラスで通用するか今後を占う上で重要なレースとなった。スタートも上々で終始２番手でレースを進め、２週目途中からは先頭で直線を迎えた。しかし、後方からやってきた馬に交わされてゴール板を駈け抜けた。クビ差の２着。結果は残念だがこのクラスでやっていける感触を感じている。今日の相手は、ここのところ結果が出ていない馬で勝って欲しかったところではあるが、終ったことは仕方ないので次走こそはと思う。地方２０戦目で１２勝、２着５回で連対率８割５分。驚異的な数字であることに違いない。しかし、未だ特別戦（スポンサー名の付いているレース）の優勝は達成されていないがガウラの頑張りには大変感謝している。
出遅れでは駄目　２００４年５月２０日（木）
　季節外れの台風が近づきつつある関東地方。まるで梅雨を思わせるような天候が続く中ガウラが出走した。Ａ１特別で今回のレースが今後を占う上で重要なレースとなる。結果を言えば６着と惨敗であった。レース展開を見るとどうやら出遅れてしまったようである。それでも最後は前を交わしてゴール板を駈け抜けた。今までも出遅れた経験はあるが、それでもそれなりの結果はついてきた。しかし今回はＡ１クラスで出遅れをしているようでは勝てる訳はない。今後はこの経験を活かして頑張ってくれればと思う。多分人気は上位であったと思うし、勝った馬は前に負かした馬でもあるから。次走はどうか出遅れませんように！
ガウラ、初の特別勝利おめでとう　２００４年６月３日（木）
　梅雨前の晴天。五月晴れが続く中、ガウラが交流競走に出走した。前走、よもやの出遅れで惨敗だったガウラ。今回は交流競走でクラスも上のレースでの出走である。成績は今一つながらもＪＲＡ所属の馬も出走する厳しいレースになることが予想された。人気も今までで最低の７番人気。やはり実力が人気を左右する競馬界では仕方の無いところ。レース展開を見ると、今日はスタートから好位を追走し、徐々に順位を上げながら４コーナーでは先頭にたち直線を迎えた。後ろから来る馬に交わされること無くゴール板を駈け抜けた。今日のレースを勝ったことで何かが吹っ切れるのではないかと思う。今まで特別レースのなると勝ちきれなかったガウラ。初の特別勝利に喜びもひとしおである。１３勝を挙げ獲得賞金も１０００万円を越えた。「ガウラ、有難う！そしておめでとう」今後も頑張れよ！
どうか無事でいて欲しい　２００４年６月３０日（水）
　不安定な天候が続く関東地方。晴れれば真夏を思わせる太陽が照りつける中、ガウラが出走した。結果から先に言ってしまえば、何らかの原因で競走を中止したようだ。２週目の３コーナーまでは走っているため多分脚元の怪我ではないかと推測される。前走、初の特別勝利で、ここからと思わせたガウラだっただけに怪我の具合が気に掛かる。詳しい情報が入らないだけに不安で一杯である。とかく最悪の方向へ考えてしまうのが親心と言ったところである。骨折程度であれば復帰は可能であるが、怪我の具合次第では引退を余儀なくされる競走馬。どうか無事でいて欲しいと思うしかないＫＡＺＵである。頑張れ！ガウラ！！
ガウラ！お疲れさま！！　２００６年４月１３日（木）
　２００４年の６月、レース中に競争を中止し休養に入っていたガウラの登録抹消が決定した。ガウラは１９９９年この世に性を受け２００２年の２月に競争馬としてデビューを果たした。デビュー戦は堂々の１番人気に支持され、期待の度が伺えた。しかしながらレース前のパドックでは嘶きを上げ子供であることを露呈していた。結果は５着だったが、なかなかのセンスの持ち主であることを証明してくれた。楽観的な考えで勝ち上がるのは時間の問題だと当時は思い込んでいた。しかし、休養明けのレースでは上手くいかずに未勝利戦が終了すると中央競馬の引退が決まってしまった。その後は名古屋競馬に移籍。デビュー戦で勝ち上がり２戦目で２着と好走すると、３戦目からは怒涛の７連勝と私を驚かせた。名古屋競馬での通算は１０戦８勝２着２回と連対率１０割と驚異的な結果だった。園田に移籍してもその走りに陰りは見えず、好走の連続に、何時かは中央の交流戦での走りに期待を持っていた。そして特別戦初勝利を挙げた後の最後のレースで故障を発症してしまい夢ははかなくも崩れ去ったのだ。しかし、ガウラには色々教えてもらったように思う。今まで地方競馬に興味の無かった私に地方競馬を教えてくれたこと。地方競馬にも元チームタイキが沢山所属して頑張っていることも教えてくれた。そんなガウラに最後に言いたい。有難うガウラ！お疲れさまガウラ！！